よしりん先生の
登場です!!
・・・・・
次回「ゴー宣道場」が
単なる『風立ちぬ』の
映画評と思ってやしないだろうか?
それは違うんだな。
映画評が関係ないとは言わないが、
この映画は作者にも観客にも批評家にも、
歴史観のフィルターがどうしてもかかってしまう。
宮崎駿が「CUT」という
雑誌でこう語っている。
「今、零戦の映画企画が
あるらしいですけど、
それは嘘八百を書いた
架空戦記を基にして、
零戦の物語をつくろうとしてるんです。
神話の捏造をまだ続けようとしている。
『零戦で誇りを持とう』とかね。
それが僕は頭にきてたんです。
子供の頃からず――っと!」
「相変わらずバカがいっぱい出てきて、
零戦がどうのこうのって
幻影を撒き散らしたりね。
戦艦大和もそうです。負けた戦争なのに」
この映画は『永遠のゼロ』のことらしい。
わしは読んでいないが、
『永遠のゼロ』だって
戦争賛美映画ではあるまい。
作者は作品の中で
『零戦で誇りを持とう』
なんて言ってるのか?
多分言ってないだろう。
だが宮崎駿は作者をバカ呼ばわり
してまでゼロ戦を否定している。
一方、宇野常寛は零戦を
「暗黒の時代の殺戮兵器」と言って、
宮崎駿をマチズモと非難している。
高森明勅氏は『風立ちぬ』を
4回も見に行ったそうだ。
わしはこういうところが面白いと思うのだ。
いまだに日本人はこういう
思想的な捻じれを抱え込んで、
負け戦のコンプレックスに
唸り声をあげている。
次回「ゴー宣道場」では、
この戦後思想の捻じれを
解きほぐすことができるだろうか?
宮崎駿のどうしようもない
矛盾を語ろうではないか!
第38回ゴー宣道場
「『風立ちぬ』から現代を考える」
平成25年10月13日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。
「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。
毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。
人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )
詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。
HP上の申し込みフォームからも申し込み可能です
上 ↑ のHPメニュー「道場参加申し込み」、もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)を
クリックして、申し込みページにお進み下さい
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい
お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。
申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
引き続き、往復ハガキでの応募も受付けております
入場料は、お一人1000円です。
参加ご希望の方は、
往復はがき に、『第38回参加希望』 と明記、
さらに、
1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)
2. 住所
3. 電話番号
4. 年齢
5. 職業(学生の方は学校名)
6. 募集を知った媒体
7. 応募の理由と道場への期待
返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、
〒152-8799
東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め
『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端
まで、お送り下さい。
応募〆切は平成25年10/2(水)必着です。
当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます
当選メールでの通知となります。) 当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい
皆様からの多数のご応募、お待ちしております